社会でこころ傷つき、社会に出るのがひどく怖くなっているあなたがいるかもしれません。
障害を負って、はたらく意欲があっても長く続かない、体力がもたない。
そんな方々には就労支援制度というものがあります。
誰でも基本的に入れますが、『病院・行政』の社会福祉士が窓口になります。
おもに障害者支援と考えていいでしょう。
何をするかというと軽作業です。
就労支援A型
作業所と雇用契約を結びます。
作業中、最低賃金をもらうことができます。
朝から晩まで作業するところもあれば、リハビリ目的で今は出勤の時間、退勤の時間を護ろうということで仕事をさせない所もあります。
就労支援B型
こちらはAよりも、もっとリハビリが必要と認められた人々の作業所。
日中孤独である。日中、行く所がない。乱れた生活リズム。
朝9時に来て朝礼をして、あとはボーっと座ったり皆でテレビを見たりお菓子を作って販売したりと(販売した収益は分配されるケースがほとんど)
まずは、起きる、出勤する、時間的拘束を受ける。たまに作業する。お勉強をする。
雇用契約は結ばないのでほとんどお金は入ってきません。
まとめ
A型もB型もお金にはならない。
A型はパソコンスキルや簿記など資格が取れることもある。
B型はまず、文化的生活を送れるように生活支援を受ける。
給食などを出すところは給食費の請求があります。
窓口は病院や行政ですが運営は民間企業で何が必要でどの程度の能力をもっていて就職にどうつなげられるか。そういうカウンセリングを繰り返して事業所の紹介を受けます。
AでもBでも、落ち込みます。
俺はまともだ。私、こんなに元気なのに。
実際やっていただくと分かるのですが、ルールが護れません。
そこまで紹介される方々は弱っているのです。
まず、動物園ではないのでご安心ください(←結構偏見。ネットで何も知らないくせに障害者ってだけで悪意でなんでもかんでも書いている人々がいる。大きな苛立ちを覚えます)
客観的にみて医師から進められるぐらい弱っているのだということを受け入れてください
体調を崩さずいかに長く続けられるか自分で体験してください。
真面目にやっていると指導員からそろそろ就職かな?と職業見学や体験を紹介されます。
それまでは朝起きて、ごはんを食べて、出勤して言われたことをやって、与えられた仕事を黙々とやってお昼を食べて、テレビや娯楽をして帰ってきてください。
何気に、週5日、通勤だけで辛いものがあります。
作業所、訓練所は偏見の塊です。
先入観は捨ててまず、踏み込んでみましょう。
コメント